常緑樹、花木の花後剪定を行います。
病害虫の予防のため殺虫剤・殺菌剤等の散布も行います。
芝張りや部分的な芝の張替えにも適した時期になります。
詳しくは年間スケジュール3~4月もご覧ください。
樹木は「休眠期」といい成長を休んでいる時期ですが、お庭にはこの時期にも大切な作業はあります。
この時期に大切なのは寒肥(かんごえ、かんぴ、とも言う)で、庭木に肥料を与える作業です。
冬の低温期には根の養分吸収はほとんど行われていないのですがこの時期でしたら根を痛めることが少なく、深く土を耕し通気性も改善しながら有機肥料をすきこみ、施肥をすることができます。
この肥料は春の生育期までに土の中で吸収されやすい形に分解され、植物の春の芽吹きの時期に必要な養分となります。
また根を切断することにより養分の吸収能力の高い新しい細根が発生するので樹木の生長をより助けることができます。
ミツワ造園では有機肥料とバーク堆肥を混合して与えることにより保肥性を高める土壌改良も同時に行なっています。
ハダニやカイガラムシ、越冬害虫や害虫の卵を駆除することを目的にマシン油乳剤の散布も行っています。
マシン油乳剤は膜を張り包み込み窒息させることにより害虫を駆除します。
春先からの害虫の発生を抑えることにもつながります。
12月に続き落葉樹の剪定の適期となりますが、大きくなりすぎた場合など落葉樹を強く切り詰める強剪定に適した時期になります。
太い切り口にはトップジンなどの殺菌剤や、癒合促進剤を塗布し切り口を保護します。
この時期は落葉樹の植樹・移植の適した時期でもあります。
背が高くなり枝張りも横に大きく張ってしまった植木が通行の障害になっていたり、他の樹木と枝同士が絡みあってしまった場合、思い切って地際から伐採してしまうという作業も随時承っておりますが、思い入れがあったり切り倒してしまうのはちょっと…という場合には移植してお庭の他の場所に植え替えるという方法もあります。
まずは樹木の状態なども確認させていただきますのでお問い合わせください。
ただし常緑樹の場合は3月~4月・9月中頃~10月中頃が適期になります。
防草シートや砂利の敷設、花壇造りなどの
造園工事も随時承っております。
芽吹きの季節を迎え、花木の開花も始まります。気温の上昇に伴い病気や害虫の活動も活発になってきます。
常緑樹も新芽を伸ばし始め、落葉樹も目を覚まし新芽を展開させ始めます。
アブラムシや毛虫等から大事な新芽を守るため薬剤散布の作業を行います。
新芽・若葉はまだ柔らかく病害虫の被害を受けやすいのでこの時期の薬剤散布により被害を抑制します。
剪定作業ではサザンカやツバキ類(品種により早咲き・遅咲きがありますので最適な時期に提案させていただきます。)他花木の花後剪定を行っています。
常緑樹の切り詰め強剪定に適した時期でもあります。
庭木と同様に芝生も新芽が伸び始めます。
芝刈りの他目土により凹凸を修正し、発芽や発根を促進する作業や、エアレーションといい芝生に穴を開け地中に空気を供給し水はけを良くする作業も行います。
穴を開けるため芝生の古い根を切り、新しい根を発生させる効果もありますので、美しい芝生を保つには大事な作業です。
芝の張替え・新植もご相談ください。
雑草もどんどん伸び始めます。
草刈りや手引き除草、防草シートや砂利敷きなどの雑草処理も随時行なっています。
若葉が美しく花の多い季節です。6月には梅雨に入り気温とともに湿度も上がってきます。
若葉が美しく花も楽しめるお庭にとって楽しい季節ですが、気温も上昇し6月に入り入梅の季節を迎える頃には湿度も高くなり病気・害虫の被害に気を付けなければいけません。
消毒作業により殺虫剤・殺菌剤を散布し高温多湿の時期からお庭を守ります。
枝抜き・枝透かし剪定により風通しを良くすることも病害虫を抑えるには必要ですね。
剪定作業では常緑樹の剪定の他、主に花木の花後剪定を行っています。
見頃を迎え少しでも長く花を楽しみたいところですが、ヒラドツツジ等のツツジ類のように花芽分化(翌年の花芽が作られる時期)を考えると、花が少し落ち始めまだもったいないな…くらいの時期に刈り込むことを翌年の開花のためにも提案させて頂いています。
花木では花後のお礼肥え(肥料やり)もおすすめします。
生垣の刈込みでは一定の高さと幅を維持し枝葉を密にする為に、年に数回の刈り込みを
提案させて頂いています。
樹種にもよりますが5~6月が1回目の刈り込み時期になります。
放任してしまうと高さ・幅が広がり枝の出方が荒くなってしまうだけでなく、下枝が上がる(下の枝が枯れてしまう)ことにもなりますのでやはり定期的に刈り込みをしておきたいですね。
この時期にはクロマツ・アカマツ・ゴヨウマツ等の松のみどり摘みを行います。
松の新芽を「みどり」と呼ぶのですが(ロウソクともいう)このみどりを放っていると、枝元に葉のない間延びした枝になってしまいます。
みどりを摘むことにより成長を抑制し枝ぶりを作っていきます。
松の手入れはこのみどり摘みと冬の手入れの2回行うと美しい樹形を保つことができます。
芝生の生育も旺盛になり芝生シーズンに入ります。
20mmくらいの長さを目安に芝刈りをまめに行うことにより、芝が密になり美しい芝生になります。
芝が密になると雑草も生えにくくなります。
気温も上がり真夏を迎える頃には樹木にとっても過酷な季節になります。水やりも特に大事な季節です。
水道代が気になる方には、雨水を溜める雨水貯留タンクを設置し、水撒きに利用することもできます。
お住まいの自治体により、雨水貯留タンク設置の補助金が支給される場合もありますので、お気軽にご相談ください。
高温で乾燥するこの季節は毛虫類のほか、
ハダニやグンバイムシなど、吸汁性の害虫の被害も大きくなります。
引き続き消毒により病害虫の発生を抑えます。
水やりの時に葉の裏にも洗い落とすように水をかけることにより、ハダニなどの発生の予防にもなります。
ただし夏の日中の水やりは良くないので朝か夕方に行うようにしてください。
常緑樹の剪定を主に行い、春に刈り込んだ生垣も徒長枝が伸びて形が崩れているので刈り込みを行います。
芝生の生育も旺盛で、かなりの勢いで伸びていきます。
長くなってから一気に刈ると軸刈りになってしまい、見た目に悪いだけでなく芝生にダメージを与えてしまいます。
こまめに芝刈りを行い液肥を与えることにより、美しい芝生を保ちます。
雑草の発生も多くなります。
草刈りや手引き除草、防草シートや砂利敷きなどの雑草処理も随時行なっています。
まだ残暑は厳しく高温乾燥により庭木も樹勢が落ちています。秋が近づくにつれ樹木の生育も低下していきます。
9月のまだ気温も高く乾燥している時期は、まだ病害虫の被害もありますので、引き続き夏季の消毒を順次行っています。
10月から秋になると夏の暑さで樹勢も衰えているので、ご希望のお客様には活力剤により樹勢回復の処置も施します。
常緑樹の剪定を行いキンモクセイも花後に剪定を行います。
松は5月頃と11月以降の年2回手入れを行いますが、年1回の手入れの場合この時期に手入れも行えます。
芝生も勢いは衰えますがまだまだ成長しますので芝刈りも行いますが、10月に入ると伸びる勢いも低下しますので「刈り止め」といい、シーズン最後の芝刈りをします。
常緑樹はこの時期も樹液の移動が緩慢になり植え痛みが少ないので、移植・植樹を行うことも可能です。
落葉樹は落葉後の11月下旬~の方が良いでしょう。
年間スケジュールにも紹介しましたが、お庭のお手入れには年間を通して、その時期に適した作業があります。
年に1回・または数年に1回伸びた庭木をすべてバッサリと剪定すれば確かにお庭はスッキリするでしょう。
しかし毎回強剪定で手入れをしていれば、反動でその後の枝の伸びも大きくなり樹木への負担も大きくなります。
時期が悪ければ切り口から枯れこんだり、花の咲きも少なくなってしまいます。
花を楽しむには日当たりなどの影響もありますが、やはり
樹種ごとの適した時期に剪定を行いたいですね。
花芽(花のつぼみ)のできる場所や時期も樹種によりさまざまです。
花芽のできる位置には
・枝の頂芽(先端)にできるタイプ。
・枝の腋芽(途中)にできるタイプ。
・枝の先端から途中にもできるタイプ。
などがあり、花芽のできる時期には
・今年伸びた枝に花芽ができ、その年に開花するタイプ。
(サルスベリやキンモクセイなど)
・今年伸びた枝に花芽ができ、翌年に開花するタイプ。
(ツツジ類やコブシなど)
などがあります。
適した時期にお手入れをさせて頂くには、年に数回に分けて剪定をします。
[例]お庭全体の剪定作業 ¥40,000-
(ツバキ、ツツジ、キンモクセイ、シラカシ、モミジ、松)
上記のお客様のお庭の剪定を時期ごとに分ける場合
春の花後剪定 ¥8,000-
(ツバキ、ツツジ)
秋頃の剪定 ¥12,000-
(キンモクセイ、シラカシ)
年末頃の剪定 ¥20,000-
(モミジ、松)
計 ¥40,000- となります。
上記は一例ですが、年に1回冬に剪定をしていたとすると、ツバキやツツジの花の蕾も刈ってしまうので春には花が少なかったのが、花後に手入れをすることで春に花を楽しむことができるようになります。
毎剪定時に清掃作業を行うことにより、お庭をきれいに保つことにも繋がりますね。
上記のお客様にオプションとしてご提案させて頂くとすれば
春の花後の剪定時に松のミドリ摘み ¥7,000-
年末頃の剪定時にツバキやツツジの徒長枝剪定 ¥3,000-
(花芽を残しつつ、樹形を整えます。)
などがあり、シラカシもよく伸びるので年に2回の手入れもおすすめです。
このように年間に剪定の他、寒肥や消毒などの作業で複数回お伺いさせて頂くことにより、それだけ
私たちもお庭の様子を観察することができ、良い状態を保つことができます。
何か異変があれば気付けますし、お客様と一緒にお庭を育てていきたいですね。